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登山靴・トレッキングシューズ

登山では「登山靴」もしくは「トレッキングシューズ」と呼ばれる靴を履くのが一般的です。

両者の大きな特徴は、スニーカー等に比べると「ソールが固く山道でも歩きやすく疲れづらいこと」です。また多くのモデルがゴアテックスを使用しているので雨にも強いです。

登山靴の特徴

重くて頑丈。特にソールが固いので、重たい荷物を背負っていても岩場が歩きやすく疲れにくいと言った特徴があります。柔らかいソールの靴と比べてこの点が大きく違います。

また登山靴と呼ばれる靴は基本的にハイカット(足のくるぶしまでしっかりと覆ってくれる、スキーブーツの様な形状の靴)なので、山の急な斜面を下る時に疲れづらくなります。

トレッキングシューズの特徴

トレッキングとは山頂を目指す山登りではなく「山歩き」的なアクティビティで、比較的傾斜の少ない山道を歩きます。

[キャラバン] トレッキングシューズ C1_02S ゴアテックス 0010106

その様な傾斜の少ない道ではソールが硬い靴よりも柔らかい靴の方が歩きやすいので、トレッキングシューズのソールは登山靴ほど固くないと言った特徴があります。

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またトレッキングシューズは登山靴のハイカットに比べ、ミドルカットのモデルが多い様に思います。ミドルカットの靴は足首の固定が少ないので歩きやすくなります。

買う時はアウトドアショップ、登山専門店で

道が整った遊歩道だったりハイキングコースならスニーカーでも歩けることがあります。でもやはり登山をするなら、まず登山靴(トレッキングシューズ)は買いたい装備の一つです。安全に登山が出来ることはもちろん、山道を歩くのが楽しくなります。

登山靴を購入する際はアウトドアショップや登山専門店で、店員さんと相談しながら選ぶ様にしましょう。スニーカーは履いているうちに伸びて足にフィットしてくることもありますが、登山靴は固いのでそう言ったことはまず無いです。

足の形と合わない靴を履いていると靴擦れをして大変なことになりますので、自分の足にあった靴を直接履いて確かめてから購入しましょう。

登山靴の特徴

ソール(アウトソール)が固い

登山靴、トレッキングシューズ、と言われるくくりの靴は厚くて固いソールが備わっているのが普通です。ソールが固いとでこぼこの道でも歩きやすく、そして疲れにくくなります。

特に岩場を歩く際には固いソールの靴が歩きやすいです。アルプスなどの岩場登山になると、足の裏全体ではなくつま先だったり足の裏の一部分を使って岩の上に立つ様な場面も多くでてきます。

この時、ソールが柔らかい靴だと大変なのですが、ソールが固いとつま先だけで軽く岩の上に立てる様になります。余分な力を使わずに様々な形状の岩の上をバランスを崩さずに歩けるようになります。

ソールの固さは様々

登山靴のソールは固いと言ってもその固さ具合は色々です。一般的に、ハイキングやトレッキングシューズと言った類の靴のソールは柔らかめで、そこから内容がハードになればなるほどソールも固くなっていきます。

● 柔らかいソールの靴:柔らかいですがそれでもスニーカーに比べると固いです。この手のソールの靴は、荷物が少ない登山や岩場歩きの少ない登山に適しています。歩くとソールが曲がるので平坦な道が歩きやすいです。運動靴に近い感覚で履くことができます。

● 固いソールの靴:テント泊や縦走など荷物の多い登山、アルプスの岩場登山に向いていますが、ソールが曲がりづらいので平坦な道が歩きにくくなります。

登山靴の形状

足首部分の長さの違いだけですが、登山靴(山で履く靴)のタイプは3つに別れています。恐らく、登山を初めて見ようと思ったらまず選ぶことになるのがハイカットの登山靴になると思います。

●ローカット:スニーカーと同じ形です。足首が自由なので軽快で平坦な道は歩きやすいですが、山道では疲れやすくなります。ハイキングシューズにローカットのモデルが多いです。

●ミドルカット(ミッドカット):ローカットとハイカットの中間です。軽い足首のサポートがあり、ハイキングや日帰り登山用の靴がミドルカットを採用していることが多いです。

●ハイカット:トレッキング、本格的な登山はハイカットの靴になります。足首をガッチリと固定されるので、斜面や不安定な足場でも歩きやすく疲れにくくなります。登山初心者の人はこのハイカットの靴を選ぶこと。

サイズが同じでも内部の形に違いがある

人それぞれ足の形が違う様に、登山靴の内部も登山靴毎に個性があります。サイズが同じでも甲が高いモデル、幅が広い、狭いモデル、また内部の当たりが固いもの、そうでないものなど靴ごとに特徴があります。

自分の足にあわないものを買ってしまうと登山中に痛くて歩きたくなくなってしまう事もありますので、登山靴は実際にお店で履いて選ぶようにしましょう。

登山靴の素材

登山靴にはおおよそ2種類の素材が使われています。スエードやヌバックなどの革素材とナイロンなどの化学繊維の素材です。

オールレザーの登山靴の特徴は衝撃に強く靴が長持ちする、防水性が強い、履くほどに足になじむ、などが挙げられます。しかし革をたくさん使用しているので重くなりますし、手入れにも気を使う必要があります。

一方ナイロン素材の登山靴は軽く、通気性もよく手入れが簡単などの特徴がありますが、革に比べると防水性能や耐久性が劣ります。革と化繊、両方の素材を織り交ぜた登山靴もあります。

登山靴の防水性とゴアテックス

完全防水の登山靴はありません。例えば長靴の様に登山靴を完全防水にしてしまうと足の中が蒸れて濡れてしまい、不快なだけでなく靴ずれの原因を作ってしまいます。

登山靴にはゴアテックスという素材が使われています。外からの雨などの水分の侵入を防ぎつつも内側の水蒸気は外に逃がす、というゴアテックスを靴の内側に使用して靴の防水性を高めています。

もちろんゴアテックスを使用していない登山靴もたくさんあります。クラシックなオールレザーの登山靴にはゴアテックスを使用していないです。価格の低い登山靴にはメーカーオリジナルの防水・透湿性素材が使用されていることもあります。

登山靴の種類

ハイキングシューズ

[Husk’Sware] ハイキングシューズメンズ滑り止めウォーキングシューズ耐摩耗性ハイキングシューズアウトドアキャンプシューズ通気性スポーツシューズ大きいサイズ 登山靴 

  • 荷物の少ない日帰りかつ低山登山向き
  • 傾斜の緩い登山道、湿原の遊歩道などは歩きやすい
  • 岩場や傾斜のきつい登山道には向かない
  • ローカットでソールの柔らかいモデルが大多数
  • ミドルカットのモデルはハードなハイキング向きのイメージ
  • ウォーキングシューズ、また旅行+山中の散策などにもよい

アプローチシューズ

[キーン] ジャスパー JASPER(2019年モデル) メンズ Cathay Spice/Orion Blue US 8.5(26.5 cm) D

似たような形状の靴にアプローチシューズがあるが、ソールが固いので岩場歩きが得意なハイキングシューズ、と言ったイメージ。クライマーがゲレンデに向う際、岩場歩きをするために使用する靴(あえて登山で使用する人もいる)。

トレランシューズ

[イノヴェイト] TRAILROC 270 MS IVT2754M1 メンズ GBK 25 cm 

アプローチシューズ同様、近年登山用品店で見かけることが多い。トレイルランニング用のシューズのことで、ランニングシューズにグリップ力の強いソールが備わっている。防水性はないがハイキングシューズとしての使用にも向いている。

トレッキングシューズ

[ハイテック] ハイキングシューズ HT HKU21 ロックネス WP ネイビー 27 cm 3E 

  • 軽登山靴とも呼ばれる
  • 日帰り登山、テントを持たない山小屋泊の登山、積雪期以外の登山向き
  • ソールが適度に固いので、傾斜の少ない道から岩場歩きまで幅広く使える
  • 化繊素材を使用したモデルが多く、軽く、また手入れも簡単
  • 上記の理由 + 値段が手頃なこともあり、登山初心者の人はこのカテゴリーの靴を勧められる傾向にある。また富士登山で勧められる靴でもある
  • 個人的に、初めて買う登山靴はトレッキングシューズで良いと考えている

マウンテニアリングシューズ

alpinestars(アルパインスターズ) バイクシューズ ブラック 9.5/27.0cm FASTER3(ファスター3)ライドニットシューズ(251 0319) 1691610105 

  • 重登山靴とも呼ばれる。モンベルでの呼称は「アルパインシューズ」
  • 厳冬期以外の登山、アルプスの岩場歩き、テント泊の縦走向き
  • ハードな登山を目的としているのでオールレザーで堅牢、防水性や保湿性に優れたモデルが多い
  • ソールが固いので重い荷物を背負った岩場歩きで力を発揮するが、林道などの平坦な道は歩きづらい
  • トレッキングシューズ寄りの軽めのものから、厳冬期や海外の4,000m峰登山向きのモデルもあり幅が広い
  • 値段が高い

ぴったりしすぎる登山靴は避けましょう

足にぴったりとフィットし過ぎるタイトな登山靴はおすすめできません。足にジャストフィットした靴を履くと、履いた時は軽く感じるものですが、足は時間が経てばむくむので靴ずれを起こしてしまいます。

短時間の試着と実際の登山とでは足の状態が違うので、その辺りも考慮して選ぶようにしてください。またタイトな靴は後々調整するのが難しいです。

購入店で靴を広げる作業はしてくれるとは思いますが、望むような結果が得られるとは限りません。

反対に、ルーズな靴の場合はソックスを厚くして調整することができます。

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体力に自信がない人は軽い靴、ハイカットの靴

重たい靴を履くと筋肉の疲労が早くなるので、体力や筋力に自信がない人、普段運動をしていない人、お年寄りで登山を始める人はなるべく軽い靴がおすすめです。

ナイロン素材を使用したトレッキングシューズは片足600グラム前後(男性で26cmくらいのサイズ)からありますので、まずはそう言った軽量モデルを購入して慣れたらグレードをアップする、という方向が良いかと思います。

またハイカットの靴は足首をサポートしてくれるので、足首を守るのと同時にローカットやミドルカットのモデルに比べ下半身の筋肉が疲れづらくなります。

特に下り坂では自分の体重を靴に任せることができるので楽に下ることができます。

余裕があれもインソールも一緒に

靴下とインソールの役割も重要です。靴下は薄い厚いの違いだけで靴の履き心地が大きく変わりますし、インソールは歩く姿勢に影響します。

普通インソールは登山靴やトレッキングシューズとセットになっていますが、特別なインソールは付いていません。

インソールを変えるだけでかなり歩きやすくなりますので、予算に余裕のある人は登山靴を買う際に一緒に購入すること。

お気に入りのインソールがある方は持参することをお勧めします(インソールを後から購入すると靴の履き心地のバランスが悪くなる事も考えられます。靴と一緒に履き合わせを確認するのがベストです。)

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