登山も後半になるとインスタントやフリーズドライばかりになりがちです。そんな時に生野菜が入った煮物が出てきたらうれしいです。時間のある時の夕食向けのメニューです。
高野豆腐の煮物に使用する食材
1. 高野豆腐
登喜和冷凍食品 鶴羽二重高野豆腐5枚ポリ 横型 77.5g×5袋
正式名称は凍り豆腐。豆腐を凍結させて乾燥させたものです。カルシウムと鉄分が豊富で常温保存可能で軽く、水分を吸うと食べごたえがあり、かつ安くどこでも手に入るという登山にも大変便利な食材です。
2. 干ししいたけ
干ししいたけもおいしいだしが出てボリュームも出してくれます。登山の料理では何かと使え、便利です。適量を持って行ってください。
3. 乾燥昆布
昆布も軽いうえに良い味が出て便利な食材です。買うなら、煮て食べる用の「早煮昆布」というものがあります。だし昆布より若く柔らかい時にとったものです。これも適当に食べたい分だけ、持って行きましょう。
4. にんじん
傷みにも強く皮を食べてもさほど気にならない、大変便利です。小さめのものが1本あれば十分です。にんじんは洗って持って行き、山ではすぐに切れるようにしておきます。
5. うどんスープ
“粉末である” という点です。しかも一袋8gと小分けになっており、ひとつで250mlのスープが出来ます。
煮物の作り方手順
1. 昆布と干ししいたけを水につける
時間がたっぷりあれば、先に鍋に干ししいたけと昆布、そして指定の分量の水を入れて15分くらいつけておきます。
2. にんじんを乱切りにする
にんじんを切ります。ゆっくり夕食を作れるときに合ったメニューです。薄切りせずに歯ごたえを残した乱切りにします。山では燃料節約のために薄切りが多いです。せっかくの生野菜を薄切りにすると存在感がなくなってしまいます。
3. にんじんが柔らかくなるまで煮る
フタをして、にんじんが柔らかくなるまで煮ます。
4. 添付の味だしを溶かし高野豆腐を入れる
5. 水を追加。濃い目が好きならうどんスープで調節
干ししいたけと昆布、高野豆腐が水を吸うので水を追加します。濃い目が好きなの方は“うどんスープ”で調節してください。
6. 15分間煮て完成
15分間煮て、高野豆腐に味が染み込んだら出来上がりです。煮物は冷めていくうちに味が染み込みますし温め直さなくても良いです。