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山の選び方

ガイドブックを買う

どこの山に登ったらいいのだろう? と悩んでいる方は、まず始めに「ガイドブック」の購入がおすすめです。山のガイドブックには山の「おすすめの季節」や「コースの情報」、「コースの特徴」、「アクセス情報」など、山に関する多彩な情報が掲載されています。

ガイドブックにも沢山の種類があり、初めての人にはなかなか選びにくいものです。「~山」と書いてあるガイドブックも、一体どこの山の事を言っているんだろう?と思うこともあるかもしれません。

「低山」や「日帰り登山」が中心のガイドブックを

自分の住んでいる地域の、「低山」や「日帰り登山」などを中心としたガイドブックを購入しましょう。

「低山」と言うのは標高が低い山のことで、初心者の方でも比較的登りやすい山のことを言います。「日帰り登山」も同様に、比較的山に登っている時間が短く、その日のうちに帰ってこれる登山のことを言います。

標高が低かったり、日帰りでも行ける山が初心者には向いている山と言えます。登りたい山が決まってない人はまずこのようなガイドブックを手にしてみても良いでしょう。

ガイドブックの選び方

ガイドブックの内容で重要なのは、一つ一つの山に関する情報が多いことです。沢山の山が紹介されていても、1つの山に関する情報が少なければ意味がなくなってしまいます。

そして合計歩行時間や難易度、頂上までの標高差、コースタイム(歩行時間)、コースガイド(登山コースの情報。)、詳細な地図、などの情報があるものを選びましょう。これらの情報を良く読み自分にあった山を選んで行きます。

ガイドブックに必要な情報

  • 登山口から山頂までの標高差
  • 難易度
  • 歩行時間
  • コースタイム(歩行時間)
  • コースガイド
  • 詳細な地図
  • 登山時期

だいたいのガイドブックには上記の内容が掲載されていますが、上記の情報がより細かく、より詳細な地図がついたガイドブックを選ぶと良いです。

あああ

ガイドブックから山を選ぶ

ガイドブックから山を選ぶ作業も、初めての場合は難しく感じるものです。

体力や難易度を★3つとか★5つとかで示している場合が多いのですが、一体それをどの程度信じて良いのかわかりません。

★示すにはあまりにも対象の幅が広いです。その★も参考し、プラス登山口から頂上までの歩行時間と標高差も参考にしてみる。

大事なのは、なるべくなら自分が行きたいと思う山に行く事。自分が興味を持った山の中から自分に合った山を選べばモチベーションも自然とあがります。

まずは登山に最適な季節を知る

関東以南の標高1500m以下の山では、春と秋が初心者の方に最適の季節です。4・5月、10月・11月が登山入門者におすすめの季節です。

夏は山、と言う感じもしますが、初めての登山では夏山は向きません。低山の夏山は暑くて大変ですし、3000mクラスの標高が高い山は登山道がとても険しいです。

東北地方や中部地方の日本海側では、春はまだ雪が残っていることもあるので、秋が登山に適してた季節です。

山選びのポイント① -歩行時間と標高差-

歩行時間と標高差を説明するために、「高尾山」を例にあげてみます。登山の開始地はケーブルカーの駅である山麓駅。そこから稲荷山コースを歩いて高尾山の山頂を目指すコースです。

山麓駅の標高は224メートル。高尾山山頂の標高は599メートル。標高差は375メートルとなり、おおよその歩行時間は登りで1時間30分。下りが1時間10分。

登山が初めての方は、このように登山の開始地点から山頂までの標高差が300m程度で、歩行時間が2時間程度で山頂に到着できる山を選ぶと良いでしょう。

年齢や体力の違いで感じ方は異なると思いますが、初心者の方はまずこれくらいの山から始めるのが無難です。

本格的に登山をしようとすると荷物もかなり増えます。慣れない登山靴を履くと登る感覚も違ってきます。また何かあった事を考えると、初めての登山では物足りないと思うくらいの山がいいかも…。

きつい場合にはもっと標高差が少ない山を選ぶか、登るペースをもっとゆっくりにすると良いでしょう。

富士登山でも高尾山登山でも、きついと感じる人はペースが速い場合が多いのです。登山の登りの基本はゆっくりと。ちょっと遅いかな?というペースが調度良いです。

ゆっくりと自分のペースで登れば、思ったよりも楽に登れると思います。ハイキング程度でも、山選びから登山を始めれば標高差や歩行時間の具合がなんとなく体でわかります。

まずはガイドブックの情報を参考に、標高差と歩行時間が少ない山を選んで登ることです。

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