登山で最もよく起こりやすい足首のねんざ、ヒザ痛、転んだ時に手を突いて手首やヒジや肩を傷めた場合の対処法を説明しています。どの場合も、基本はケガした部位を固定し、自力下山する場合は負担をかけないように歩く事が大事です。この場合に注意したいことは以下のとおりです。
- 足の場合はトレッキングポールや木の枝を杖にして負担を軽くする
- 荷物は他のメンバーが分担して持つか、荷物の一部又は全部を山小屋や登山ルートの途中に置いて行くこと。)
- 血が止まるくらいきつく固定・圧迫していないか時々チェックする
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登山で最もよく起こりやすい足首のねんざ、ヒザ痛、転んだ時に手を突いて手首やヒジや肩を傷めた場合の対処法を説明しています。どの場合も、基本はケガした部位を固定し、自力下山する場合は負担をかけないように歩く事が大事です。この場合に注意したいことは以下のとおりです。
ザックカバーとは外からスポッとザックを包み込む、ザック専用のレインウェアとも言えるものです。ザックの中の濡れては困る衣類や食料を雨水から守ります。
ザックカバーはザックのサイズごとに用意されていますので、自分のザックにあったサイズのものを購入して下さい。
もしザックカバーを用意する余裕がなければ、ゴミ袋などで代用してもかまいませんが、風が強いと飛ばされてしまいますのでしっかりと固定しましょう。
また絶対に濡らしたくない衣類や機械などは、さらに専用の防水スタッフバッグで保護すると安心です。
ザックカバーでザックを保護していても、大雨や一日中雨にふられればザックの中が濡れてしまうことは多くあります。
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そこで携帯電話や衣類など、絶対に濡らしたくない物を保護するためにも防水のスタッフサックを利用するのがおすすめです。頑丈なのでビニール袋の様に簡単に破れることはありませんし、汚れた衣類を入れたり、温泉用のバッグにしたりと何かと便利です。
帽子にもゴアテックスを採用した、レインハットやレインキャップと言われるものがあります。透湿性に優れたゴアテックス素材なのでむれにくく、またハットタイプの帽子は雨の日でも視界を確保しやすいのでおすすめです。
レインハットは雨の日だけではなく日除けのハットとしても使用することができます。しかし晴れた日の暑い樹林帯などでかぶり続けることは熱中症の原因にもなりますので、体に熱がこもっているなら帽子を頻繁に着脱し、頭から放熱する様にしましょう。
傘は風にも弱く手がふさがってしまうので登山には不向きですが、入山までや休憩中、テント場では折りたたみ傘があると重宝します。
たとえば雨の日の登山の休憩中、いくらレインウェアを着ていても土砂降りの雨に打たれると気分はめいるものです。 その点傘があれば視界もとれますし体を冷やしにくくもできます。もちろん日常でも大活躍してくれるでしょう。荷物に余裕のある方にはおすすめです。
高価なレインウェアでも次第に撥水力は落ちてきます。使用後は撥水スプレーを十分に吹き付けておきましょう。
ただし、レインウェアの素材によっては専用のスプレーを推奨している場合や、撥水スプレーが使用をすすめていないものもあります。
間違って使用すると撥水力を低下させる可能性もあるので、事前にメーカーサイトなので確認しておきましょう。
雨の日の登山は滑りやすく危険ですので初心者の登山には向きません。事前に天気予報を確認し、降水確率が高い場合は登山を中止するのが無難です。
しかし晴れだからと言って雨が降らないわけではありません。山の天気は変わりやすいので、雨は常に降るものと考えレインウェアは必ず持っていきましょう。
レインウェアはザックや登山靴と同様に重要な登山用品なので、「雨具は予備に」と考えず、登山には必ず持って行く必要があります。
このページでは登山用のレインウェアの選び方、その他登山で使われるレインギア、雨具を紹介します。
登山用のレインウェアは迷ってしまうほどたくさん販売されています。登山具メーカーのものもありますし、登山用品店のオリジナルレインウェアなども販売されています。それぞれ素材や性能が異なります。
登山のレインウェアは、ジャケットとパンツが分かれたセパレートタイプが適しています。
ポンチョ
レインコートやザックの上からかぶる”ポンチョ”と呼ばれるものもありますが、動きづらく、また風にもあおられやすいので危険です。 |
レインウェアは防水性の他に透湿性に優れたが素材を使用したものを選びましょう。安く販売されているカッパには、防水性があっても透湿性がありません。
これを登山で着てしまうと衣服内の水蒸気を外に逃がすことができず汗だくになってしまいます。その汗が風に冷やされると体力を消耗し、場合によっては低体温症にもなりかねませんので注意が必要です。
レインウェアも他の登山用品と同様に、実際に店頭で着用してから購入しましょう。足や手を動かしてみて動かしにくい場所がないか確認し、動かしにくいようであればもう1つ上のサイズを。また素足に履かずにズボンの上から履くことになりますので、多少大きいくらいのサイズでも良いと思います。
レインウェアのパンツの履きやすさも確認してください。実際には登山靴を履いたまま履くことになりますので、裾の部分がジッパーで開閉できるものが履きやすいです。あとはベンチレーター(換気口)のあるものは熱を逃すことができるので、ベンチレーターがあるかどうかも確認してみましょう。
最後に欲を言えば軽量でコンパクトに収納できるレインウェアがおすすめです。登山では必要な登山用品がたくさんあるので、なるべくなら一つ一つの重量を軽くしたいものです。
二人以上で泊まりの登山に行く場合、ぜひ食糧計画を立ててご飯を作る事をおすすめします。このページでは登山の料理メニューと普段のメニューの違い、どのようにメニューを考えたら良いのか、その手順などを紹介します。
泊まりの登山や日帰りでもお昼ご飯に簡単な料理を作ろうかな、と思ったら、まずは食料係を決めましょう。例えば経験の長い一人がリーダーとなって計画を立てたとすると、もう一人が食料担当をするとよいです。 登山では忘れ物の一つが大きな失敗につながってしまいます。、何事においても担当をしっかりと決めておくことが重要です。
このように、食料係の仕事は意外とたくさんあります。実際の料理だけではなく、登山全部においての食料関連のすべてになります。
少ない調理器具と重すぎない食料でおいしく栄養のある食事を短時間で作れたら、それこそ食料係のテクニックなのです。
どの食事が何回必要かハッキリしてくるので登山行程を考えながらメニューを埋めていきます。メニュー表が完成した後は、他のメンバーに食事について知らせるのにも役立ちます。これを見てメンバーは、自分自身で用意をしなければいけないのはこれだ、と間違いなく確認をすることができます。
昼ごはんというのは、お昼付近にどこか休みやすい場所で少し長めに休憩を取り、みんなでいっしょにまとまった量の食事をすることです。登山ではとくに昼ごはんを設けない事も多いからです。
昼ごはんを設ける時間に余裕のある場合は設定しておくと楽しみの一つになります。初日なら各自が持ってきたお弁当を食べ、皆で一つお湯を沸かしてコーヒーや粉末スープを入れるだけでかなり豊かなお昼ごはんになり、満足度もアップします。
荷物を出してお湯を沸かして飲んだあとはカップを回収してコンロが冷めるのを待って再びパッキングするということがあるわけですから、少なくとも40分以上は時間を確保しておく必要があります。
お弁当の他には、カップラーメンや簡単なスープだけを作るというのもオススメです。あずきをお湯で溶かすだけのおしるこにお餅を入れたり、生野菜の入った餃子スープも塩気があって汗をかいた体には美味しく食べられます。他には生野菜たっぷりでマスタードなどを塗ったサンドイッチなど。
基本的には、登山では特にお昼ごはんを設定しないパターンも多いと思って間違いはないかと思います。ではどうするのかというと、レーションと呼ばれる行動食を10分などの休憩の間にチョコチョコと食べ続けるのです。
登山の時間あたりの消費カロリーは他のスポーツに比べると少ないのですが、休憩を含めた一日の行動時間は8時間だったりと、他のスポーツに比べてとても長いのです。ですので、こまめにエネルギーを補給して行くのが効率的と言えます。
気をつけたいのは、お昼ごはんがあるときでも常にレーションは各自で用意しておく必要があるということです。朝ごはんを食べたあと朝7時に歩き出して、昼の12時まで水しか飲まなかったとします。
日常生活ならそういうこともあるかもしれませんが、登山ではその間の5時間歩き続けているわけですから、かなりの空腹を覚えます。場合によってはエネルギー不足になってしまうかもしれません。
就寝直前に「お腹が減って眠れない」と感じても、今からお湯を沸かしてスープを飲もう、という自分本位な行動もできないことが多くあります。そんなときにも各自がレーションを持っていればそれで補うことができます。
下山した時にザックの中にはレーションと飲み物が余っている状態であることを心がけて下さい。もちろん別で非常食を携帯していればそのほうが良いのですが、登山では何があるかわかりません。
城山の山頂から東に伸びる尾根。通常バリエーションルートには道標がなくまた登山道が不明瞭で難しい場合も多いのですが、この東尾根には踏み跡もしっかりとあるので非常にわかりやすいです。
城山東尾根には特別な見所はありませんが、利用者が少ないのが魅力と言えます。休日の城山や高尾山には多くの登山客で賑わいますが、そんな時でもこのコースで人に会う機会は少ないので、静かでゆったりとした登山を楽しめます。
登山道も整備されておらず、そして自然を近くに感じられると言う事も魅力の一つでしょう。近くにバス停、そして駐車場もあるのでアクセスにも便利です。
高尾駅北口から「小仏」行きのバスにのり「日影」で下車。バスの進行方向に1分ほど歩くと、ウッディハウス愛林「森の図書館」の看板が出てきます。ここが入り口になります。駐車場は橋を渡ってすぐ右手にあります。ウッディハウスにも駐車場があります。
「中継支5」と「中継支6」の間が登山道の入り口になります。
日影のバス停から5分も歩けば到着します。若干広いスペースになっており、また道もできているのでわかりやすいです。
渡って対岸から、飛び石を撮影しました。雨の後は増水するので、濡れずに渡り切るのが難しくなります。
道幅が狭いですが、踏み跡はしっかりあるのでどこに向かうか悩むことはありません。
歩き始めて5分後。尾根まではこのような道が続きます。
傾斜のきつい尾根歩きがしばらく続きます。登山道は踏み固められているので登りやすいです。城山東尾根の大部分はこのような樹林帯歩きですが、登山者と会う事はほとんどなく静かな登山が楽しめます。
高尾山の山頂から陣馬山へと続く西のエリアは「奥高尾」と呼ばれ、山頂から山頂へと登山を楽しめる「縦走路」となっています。
ですが「縦走路」と言ってもそこまで大変なものではありません。登山道は整備されて歩きやすいですし、各所にある茶屋では食事をとったり飲み物も購入できます。
またアクセスが便利なこともこのコースの魅力でしょう。たくさんの登山道がありますので、コースの途中からスタートしたり途中で終えたり、状況に応じた登山ができるのです。
下山後にはバスを利用するなど体力に合わせたコースを作ることもできるので、登山初心者の方や登山靴の慣らしにもおすすめのコースです。
高尾山の山頂から始まり陣馬山の山頂へと続くコースの地図です。長いコースになりますが、最初は高尾山から城山まで歩きその次は景信山まで歩いて、と徐々に距離を伸ばして行く方法も無理がなくおすすめです。特に登山初心者の方は登山靴の慣らしとしてこのコースを歩いても良いかも知れません。
私の場合は日影バス停から城山に登り、そこから陣馬山まで歩きました。陣馬山からは中央線の藤野駅まで下山したので約15キロほど歩いた事になります。この様に色々な所からこのコースに入っていけるので、狭いエリアですが遊び方を広げられます。
この奥高尾のコースを登山しようと考えている方には山と高原地図の「高尾・陣馬」を用意しましょう。コースタイムやコースの情報、バス停の情報もあるので非常に便利です。
高尾山から城山までのコースです。その間もみじ台や一丁平を通過します。
高尾山から城山までの歩行時間は約1時間10分と短いので、 高尾山の山頂にたどり着いたけれど少し歩きたりない、と言う人に最適なコースです。下山時には城山からバス停のある相模湖や日影方面に下ることもできます。
このコースの特徴は、色とりどりの四季を楽しめること。4月の中旬にはもみじ台から一丁平にかけ千本桜と呼ばれるほどの桜並木を楽しめますし、秋にはもみじ台の紅葉が見物です。登山道も整備されているので非常に歩きやすく、そして展望も良いので縦走気分を味わえます。またトイレも、もみじ台、一丁平、城山と3箇所あるので安心です。
高尾山の山頂から西に少し下り、「ここより奥高尾」の看板から少し登ればそこがもみじ台です。なおもみじ台には茶屋の「細田屋」があり、名物はなめこ汁です。
一丁平にはたくさんのベンチとテーブル、またトイレもあるので休憩に最適です。春になれば一丁平は桜に囲まれ花見にも最適な場所となります。
富士山や丹沢の開放的な眺めを楽しむ事ができます。
広々とした城山の山頂からは八王子や相模湖方面の展望を楽しめます。城山茶屋では名物のなめこ汁やおでん、ホットコーヒーやソフトドリンクなども購入することができます。色とりどりの花が咲き揃う広々とした城山の山頂は休憩におすすめです。
かつての旧甲州街道だった小仏峠を通過するこの城山から景信山までのコースは、樹林帯のややアップダウンのあるコースとなっています。
急坂の箇所がいくつかあり、また雨が降った後は乾きにくくぬかるんでいるので滑らない様注意が必要です。最低でもトレッキングシューズのような滑りにくい靴を使用する事をおすすめします。
狸の置物が目印の小仏峠。「小仏バス停」や相模湖方面に下山する登山道の交差点となっています。
景信山の素晴らしさは、何と言っても眺望の素晴らしさにあります。都心から丹沢方面の景色まで、ベンチに座ってゆっくりと楽しむことができます。
なお景信山の2軒の茶屋は、天気の良い週末にしかオープンしていません。オープンしていれば山菜の天ぷらやアイスクリームなども注文することができます。
5.6キロと距離のある景信山から陣馬山のコースですが、登り下りも少ない非常に歩きやすいコースとなっています。コース上、山頂に向かう道と「巻き道」の二手に分かれる分岐がいくつか現れますが、どちらの道を選んでも陣馬山に向かえます。ただしいずれも目立ったピークではないので巻き道で通過してしまう人も多いです。
2時間以上の長いコースになりますが、明王峠には茶屋(不定期でオープン)とトイレもあるので安心して登山を楽しむ事ができます。
このような道標がコース上にあります。高尾山側から見て左手がまき道、右手がピークへの道になります。私は楽なのでいつもまき道を利用します。
茶屋とトイレのある明王峠。陣馬山へのラストスパートに備えてここで一服。春には見応えのある桜が旅の疲れを癒してくれます。
遮るもののない陣馬山の山頂からは360度の素晴らしい展望が楽しめます。
3軒ある茶屋には開放感のあるテラスがあり、山々を眺めながらの優雅な食事には、ついつい下山する事を忘れさせられます。トイレは1箇所、山頂から少し下ったところにあります。
高尾山口駅から高尾山山頂を目指すコースの中で、本格的な登山を味わえるのがこの稲荷山コースです。
急勾配のポイントもありやや大変なところもありますが、登山道の入口から山頂までは舗装路もなくとても気持ちのいいコースとなっています。
コース途中にある稲荷山の東屋も展望が良くおすすめ。八王子市街や新宿が望める気持ちの良いスポットとなっているので、お弁当や休憩に絶好のロケーションです。
焦らずゆっくりと登りましょう。稲荷山コースの登山口は、ケーブルカー駅である清滝駅のすぐ左手にあります。
登山道に入るといきなりの急な木段が続きますが、急な登山道も稲荷山あたりで落ち着きを見せますので、それまではゆっくりと登るのがおすすめです。
稲荷山の手前には道表があり、稲荷山山頂へ向かうコースと山頂をまくコースの分岐点となっています。
稲荷山の山頂には東屋とトイレがあるので長いのぼり坂を登った後の休憩場所として最適です。
東屋からは東の展望が最高ですが、山頂にのぼらない巻き道からでも展望を楽しむ事ができます。
稲荷山を過ぎるとアップダウンのコースがしばらく続き、6号路の分岐点と出会います。6号路との分岐をすぎて10分もすると、ベンチがある開けた場所にでます。ここまで来たらもう少し。そこからの長い木段を登りきればそこはもう高尾山の山頂です。
稲荷山コースは急な木段を登る事が多いので、下りより登りでこのコースを選んだ方が良いと思います。
特別に厳しいコースなわけではありませんが、急な木段をドシンドシンと下り続けると膝を痛めてしまう場合もあります。
なのでこのコースを下る場合はゆっくりと、そしてストックなどの”杖”的なものがあると安心して下る事ができます。
稲荷山コースは急登や木の根が多いコースなので、靴底が滑りずらいトレッキングブーツや登山靴を履いていく事をおすすめします。ハイカットのトレッキングシューズなら足首をサポートしてくれるので、急な下り道でも比較的楽に下る事ができます。
稲荷山コースは急勾配やきつい木段も多いので、足をあげやすいズボンがおすすめです。また汗をたくさんかくようなコースですので速乾性のシャツを着用すること、また夏でも体を冷やさないよう上着を1枚持って行くと良いと思います。
ヘッドランプはどのコースを登る場合にも必要になりますが、なければ懐中電灯などでもかまいません。
一旦稲荷山コースを登り始めると、山頂に到着するまでは自販や茶屋などはありません。ですので十分な水、そして休憩中に消費したカロリーと摂るためにもおやつを持って行くと良いです。
自然研究路6号路は、多摩川の源流の1つとも言える「前の沢」沿いを歩くコースです。沢の流れる音を聞きながら、静かに、ゆっくりとこの6号路を登っていると心が癒されます。また「岩屋大師」や「琵琶滝」などの見所もあり、変化に富んだ人気のコースです。
※ 大雨の後は増水する可能性もあるので、その場合は別のコースに変更しましょう。
濡れた滑りやすい岩の上や水辺を歩く事もあるので、滑りにくいトレッキングシューズ等を履くのがおすすめです。
とび石を過ぎるまでは日の当たりにくい登山道が続きます。休憩の際に体を冷やさない様防寒着を用意しておきましょう。
一旦6号路を登り始めると、山頂に到着するまでは自販や茶屋などはありません。ですので十分な水、そして休憩中に消費したカロリーと摂るためにもおやつを持って行くと良いです。
高尾山で最も利用されているメインコース
高尾山薬王院への表参道をたどる自然研究路1号路は、サル園やたこ杉、灯籠が並ぶ道、男坂と女坂、そして薬王院と見所いっぱいのコース。舗装路で歩きやすく、またケーブルカーやリフトを利用することもできるので、高尾山を訪れる人に最も利用されている人気のコースです。
1号路の登り始めは舗装された道を登りますが、急な坂道なのでで小さな歩幅でゆっくりと登りましょう。金毘羅台のあともしばらくは急坂が続きますので、金毘羅台で一度休憩するのがおすすめです。
急な坂道を下ると膝を痛めやすいので、1号路を下る際はドスンドスンと着地せずに、太ももの筋肉をクッションにして静かに着地するよう心がけましょう。ストック(トレッキングポール)があれば膝への負担を減らすことができます。
夏でも汗をかけばすぐに寒くなりますので、最低でも着ている服以外に上着を一枚用意しましょう。
どのコースを登る場合でも同じですが、ヘッドランプや懐中電灯などは必ず持っていく様にしましょう。
1号路は時期によっては外灯がついているらしいのですが、基本的には真っ暗です。何かの理由で下山が遅くなる可能性も考えられますので、必ず用意しましょう。
水、食料
一旦1号路を登ってしまうと霞台までの40分から50分は自販がないので、最低でも500ml程度の飲み物を用意しておくと安心です。