入れば何でもいいのですが…
子供を連れて山に行くとなると、ものすごい荷物になりますよね。離乳食とオムツの時代が最大で、普通のオニギリとペットボトルが飲めて布のパンツを履くようになると、荷物は激減します。しかも4歳位になれば自分で小さなリュックを背負えるようになるでしょう。
それまでは一人の親が子供を背負い、もう一人の親が全員分の荷物を担ぐ、という事になるので結構な荷物になります。子供の成長に加えて、季節でも持ち物はだいぶ変わるので、これからザックを用意しようという人はどのサイズを買ったら良いのか、悩むと思います。
子連れ登山用は、28Lのフューチュラ28(futura 28)というザックで、ドイターというドイツの老舗メーカーで、どの製品もコスパに大変優れていると思います。
DEUTER(ドイター) バックパック ミッドナイト
物を出し入れしやすいようにジッパーが大きく開き、できれば街なかでも使いたいと思ってこのサイズにしましたが、残念ながらちょっと小さめです。マットはザックの外にくくりつけていますし、秋の登山では帽子や手袋などの小物も増えるため、パンパンです。
ちなみに街なかで使うことはめったにありませんでしたが、このサイズ(約30L)はもし自分一人なら日帰り登山はもちろん山小屋一泊も充分出来る便利なサイズです。現在でも帰省する時に使っていますし、将来では子供が林間学校に行くときなどにも使えそうです。
ドイター Deuter トランスアルパイン 30 ネイビー
「でも小さめでは困る」という人は40~45Lのたて型のザックで、ポケットが多め(大きめ)のタイプを選んではどうでしょうか。
ドイター リュック フォックス40
ザックには正面やサイドにポケットが無いものも多いですが、やはり子連れの場合、日焼け止めだ、水だ、絆創膏だ、写真だ、アメだ、となんだかんだ小物の出し入れが多いように思います。
ザックに雨蓋(ザックの一番上にあるポケット)以外に、ポケットがあると便利かもしれません。
OSPREY オスプレー オーラAG 50
これはオスプレーのオーラ50という女性向けモデルの商品で本体自体が軽量です。ポケットやストラップが豊富にあるのでマットや上着が入らない時なども便利そうです。
もし、いずれ子供にいずれ譲り渡すイメージなら、子供向けに作られたグレゴリーのワンダー50などの商品もあります。サイズ調整がしやすいのと、子供(10才以上)が使いやすいようにポケットが多く、レインカバーも付属しているのはうれしいですね。
こらへんのサイズは、家族全員分が入るだけでなく、一人分なら山小屋泊はもちろんテント泊でも使えるサイズです。いずれにしろ今は安くて良い製品が沢山販売されていますので、海外旅行などでの使用も見込んで1つ選ぶことは楽しい作業に思います。