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奥高尾「高尾山から陣馬山」コース

高尾山の山頂から陣馬山へと続く西のエリアは「奥高尾」と呼ばれ、山頂から山頂へと登山を楽しめる「縦走路」となっています。
ですが「縦走路」と言ってもそこまで大変なものではありません。登山道は整備されて歩きやすいですし、各所にある茶屋では食事をとったり飲み物も購入できます。

またアクセスが便利なこともこのコースの魅力でしょう。たくさんの登山道がありますので、コースの途中からスタートしたり途中で終えたり、状況に応じた登山ができるのです。

下山後にはバスを利用するなど体力に合わせたコースを作ることもできるので、登山初心者の方や登山靴の慣らしにもおすすめのコースです。

奥高尾コース

  • 高尾山山頂 → 陣馬山 総歩行距離9.8キロ

高尾山の山頂から始まり陣馬山の山頂へと続くコースの地図です。長いコースになりますが、最初は高尾山から城山まで歩きその次は景信山まで歩いて、と徐々に距離を伸ばして行く方法も無理がなくおすすめです。特に登山初心者の方は登山靴の慣らしとしてこのコースを歩いても良いかも知れません。

私の場合は日影バス停から城山に登り、そこから陣馬山まで歩きました。陣馬山からは中央線の藤野駅まで下山したので約15キロほど歩いた事になります。この様に色々な所からこのコースに入っていけるので、狭いエリアですが遊び方を広げられます。

この奥高尾のコースを登山しようと考えている方には山と高原地図の「高尾・陣馬」を用意しましょう。コースタイムやコースの情報、バス停の情報もあるので非常に便利です。

高尾山山頂 ~ 一丁平 ~ 城山 のコース

  • 高尾山山頂 → 一丁平 歩行時間:約40分(30分※復路の時間)
  • 一丁平 → 城山 歩行時間:約30分(20分)

コース情報と特徴

高尾山から城山までのコースです。その間もみじ台や一丁平を通過します。
高尾山から城山までの歩行時間は約1時間10分と短いので、 高尾山の山頂にたどり着いたけれど少し歩きたりない、と言う人に最適なコースです。下山時には城山からバス停のある相模湖や日影方面に下ることもできます。

このコースの特徴は、色とりどりの四季を楽しめること。4月の中旬にはもみじ台から一丁平にかけ千本桜と呼ばれるほどの桜並木を楽しめますし、秋にはもみじ台の紅葉が見物です。登山道も整備されているので非常に歩きやすく、そして展望も良いので縦走気分を味わえます。またトイレも、もみじ台、一丁平、城山と3箇所あるので安心です。

もみじ台

もみじ台 細田屋

高尾山の山頂から西に少し下り、「ここより奥高尾」の看板から少し登ればそこがもみじ台です。なおもみじ台には茶屋の「細田屋」があり、名物はなめこ汁です。

一丁平

高尾山の一丁平1

一丁平にはたくさんのベンチとテーブル、またトイレもあるので休憩に最適です。春になれば一丁平は桜に囲まれ花見にも最適な場所となります。

一丁平の展望台

富士山や丹沢の開放的な眺めを楽しむ事ができます。

城山

城山1

広々とした城山の山頂からは八王子や相模湖方面の展望を楽しめます。城山茶屋では名物のなめこ汁やおでん、ホットコーヒーやソフトドリンクなども購入することができます。色とりどりの花が咲き揃う広々とした城山の山頂は休憩におすすめです。

城山 ~ 小仏峠 ~ 景信山 のコース

  • 城山 → 小仏峠 歩行時間:約20分(25分)
  • 小仏峠 → 景信山 歩行時間:約40分(30分)

コースの情報と特徴

かつての旧甲州街道だった小仏峠を通過するこの城山から景信山までのコースは、樹林帯のややアップダウンのあるコースとなっています。

急坂の箇所がいくつかあり、また雨が降った後は乾きにくくぬかるんでいるので滑らない様注意が必要です。最低でもトレッキングシューズのような滑りにくい靴を使用する事をおすすめします。

小仏峠

小仏峠

狸の置物が目印の小仏峠。「小仏バス停」や相模湖方面に下山する登山道の交差点となっています。

景信山

景信山山頂の様子1

景信山の素晴らしさは、何と言っても眺望の素晴らしさにあります。都心から丹沢方面の景色まで、ベンチに座ってゆっくりと楽しむことができます。

なお景信山の2軒の茶屋は、天気の良い週末にしかオープンしていません。オープンしていれば山菜の天ぷらやアイスクリームなども注文することができます。

景信山 ~ 明王峠 ~ 陣馬山 のコース

  • 景信山 → 明王峠 歩行時間:約1時間20分(1時間30分)
  • 明王峠 → 陣馬山 歩行時間:約50分(40分)

コースの情報と特徴

5.6キロと距離のある景信山から陣馬山のコースですが、登り下りも少ない非常に歩きやすいコースとなっています。コース上、山頂に向かう道と「巻き道」の二手に分かれる分岐がいくつか現れますが、どちらの道を選んでも陣馬山に向かえます。ただしいずれも目立ったピークではないので巻き道で通過してしまう人も多いです。

2時間以上の長いコースになりますが、明王峠には茶屋(不定期でオープン)とトイレもあるので安心して登山を楽しむ事ができます。

分岐点

まき道の道標

このような道標がコース上にあります。高尾山側から見て左手がまき道、右手がピークへの道になります。私は楽なのでいつもまき道を利用します。

明王峠

明王峠

茶屋とトイレのある明王峠。陣馬山へのラストスパートに備えてここで一服。春には見応えのある桜が旅の疲れを癒してくれます。

陣馬山

陣馬山の山頂1

遮るもののない陣馬山の山頂からは360度の素晴らしい展望が楽しめます。

3軒ある茶屋には開放感のあるテラスがあり、山々を眺めながらの優雅な食事には、ついつい下山する事を忘れさせられます。トイレは1箇所、山頂から少し下ったところにあります。

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