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山飯…棒ラーメン

荷物のカサを減らしたい登山者に好まれています。たくさんの味が発売されています。ただ、注意しないと山では ”ドロドロになりやすい”という難点があります。水は十分に、そして常に高温で調理する必要があります。

マルタイの棒ラーメン

標高が高めのところでは避けたほうが無難です。

マルタイラーメン 164g×10袋 

あおさ

あおさや乾燥わかめなら、残っても家で味噌汁やうどんに使えるし、長持ちするのが良い点です。面倒ですが小袋に入れていきます。

伊勢乾物のあおさ 12g×2袋 

乾燥ネギ

乾燥九条ねぎ 6g×6袋 

棒ラーメンの作り方のポイント

① アルミ鍋の場合、左手に軍手をはめます。ヤケド防止以外に、鍋敷きになったりとっさの雑巾になったりと活躍します。軍手は片方で十分です。

② 棒ラーメンをうまく作るコツは常に高温を保つことです。

③ 3分経ったらスープとすべての材料を一気に入れてできあがり。これは1人分です。マルタイ棒ラーメンの麺は、ノンフライ・ストレートです。

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軽くて日持ち良い晩飯

荷物をふやざず、手間もかからず、食材もスーパーで手に入れやすいものを使って、すぐに簡単に作れる。そんなレシピを紹介します。

トッピング棒ラーメン

定番の「マルタイの棒ラーメン」。かさ張らないので予備食としても人気で す。乾燥系トッピングでちょっとでもおいしい。

高野豆腐のボリューム煮物

日持ちして、軽い材料でできる高野豆腐の煮物。椎茸を戻すので時間の ある日の夕食向け。出汁の味が疲れた 体に優しく、栄養も満点。

ペミカンきのこシチュー

炒めた肉や野菜を油で密封して固めるのが、山の保存食ペミカンです。冬なら1週間位山の中で持ち歩き可能です。 間違いないチキン&キノコ。

バジリコパスタ

比較的山でもうまく作れて、軽くて用意も簡単なバジリコパスタ。シ ーチキンのアクセントが効いて食べやす。

麻婆春雨定食

定番登山メニュー。 調味料要らずで軽いので予備食にも スープを合わせれば立派な晩飯。

カレー&ジャーマンポテト

カレー作りが面倒ならフリーズドライカレーはどうでしょう。自分で作るよりもスパイシーな味が楽しめます。

手抜きカレー

山で作るカレーは時間をかけても、なぜかおいしく出来ない。重い野菜や調理の手間を省いて好きなモノ をトッピングするだけのカレー 。

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登山の食事の考え方

山では様々なごはんの食べ方があり、楽しみの一つです。食事それ自体のおいしさだけでなく、みんなで工夫して料理したりおしゃべりしながら鍋を囲んだりという行いそのものが楽しいのです。

一般的に登山日数が短い方が食事パターンの選択肢は多く、逆に日数が長くなれば制約が出てきます。

単独行(一人)なら

単独行の場合はすべての荷物を一人で持つため、食糧のカサも重さも使う水の量も控えめにしなければなりません。現実的には、調理不要なコンビニおにぎりやパンを前半に持ってきて、保存が効かない登山後半日程やボリュームがほしい夜ご飯にフリーズドライやレトルトを利用する、というパターンが多いかと思います。

フリーズドライを利用すれば値段は多少高くなりますが重量が軽くでき、レトルト食品なら水分を含んでいますから重くなりますが、値段は安く抑えられます。
いずれにしろこれらを利用すれば、食糧だけでなく燃料や調理器具、調味料などの荷物軽減につながります。

複数人数なら

複数人数で行く場合でも、各々がフリーズドライなどの食糧とコンロなど装備一式を持参して各自で済ませるスタイルをとるパーティもあります。

それくらい、最近では登山のコンロやクッカーは軽いものが売られていますし、この方法なら事前の打合せも簡単で済みます。それに、各自が火種や水、食糧など一式を持っているということは安全上理想です。

短期(日帰り、一泊二日)

日帰りや一泊二日なら、何も悩むことはありません。コンビニで買って大きな弁当ゴミが出てもそんなに気にならないでしょうし多少ゴミが多く出たり食糧が余って持ち帰る事になっても、それほど大きな問題にならないと思います。

真夏以外なら生肉を使ったメニューも多くできるでしょうから、好きな料理を楽しんで作ることができます。

長期(2泊3日~)

2泊以上する山行になるといろいろと頭を使わないといけなくなってきます。まず食事回数が増えることから、背負う食糧の量が増えますから、各食事の重量やカサを減らす工夫が必要になります。

生肉が使えないメニューが多くなりますし、初日に生ゴミが出るとその後の登山中ずっと背負って歩かないといけないので、材料の使い残しや食べ残しを出せません。

コンビニで買ったおにぎりやパンを持っていく

山での一番簡単な食事の摂り方は、コンビニで買ったパンやおにぎりを持って行くことです。目的地の移動中に購入できるので便利です。

一人で短期間の登山なら、何も準備せずにコンビニですべて調達出来てしまいます。最近のコンビニでは小分けのお菓子も多いしペットボトル飲料の種類が多いことから、忙しい人には大助かりです。

おにぎりですが、食べやすく腹持ちもいいし、余らせてしまったものはラーメンの残り汁に入れて食べたり雑炊にしたりと変化を楽しめます。

ゴミが少なく、パック弁当よりもちょっとした休憩で食べきれるところも優れています。ただし暑い日には傷む可能性もあります。真夏の、特に低山の登山では要注意です。

塩気がある惣菜パンは登山中には食べやすいですが、傷みやすいです。逆に黒糖ロールやスティックパン、レーズンボールなどは比較的長持ちし、夏山の6日目でも食べれます。

パンはおにぎりと比べ腹持ちは悪く水気が少ないので喉を通りにくこともありますが、糖分やカロリーを多く摂ることができます。メインの食事としてだけでなく行動食としても使えます。

カップラーメンを作る

日清 カップヌードル 77g×20個

お湯を注ぐだけのカップラーメンは本当に便利。すごく簡単な食事ですが、山のカップラーメンは家で食べるよりも何10倍も美味しく感じます。特に寒い時期の登山には暖かいスープの食事が最高に幸せで、「山頂でのカップラーメン」は多くの人にとって楽しみの一つです。

お湯を沸かすのにはコッヘルやストーブ、もしくはサーモスに入れた熱いお湯が必要になります。カップラーメンは持ち運びにかさ張りますしゴミもかさ張るので、やはり短期間山行だけになります

インスタントラーメンを作る

ラーメン5種 : 塩らーめん みそラーメン うまかっちゃん 出前一丁 チキンラーメン (各2食セット(計10食))

山行が長くなるなら、ゴミのかさ張らないインスタントラーメンが良いでしょう。作ったら、そのままコッヘルをどんぶりにして食べます。

アルミ製のコッヘルに比べ、チタン製のコッヘルは口をつける部分が熱くなりにくいので食べやすいです。

ラーメンの残り汁におにぎりなどを入れて煮込めば、美味しいラーメン雑炊にもなります。インスタントラーメンは朝ごはんにも良く用いられます。

フリーズドライ食(ドライフーズ)

アマノフーズ 小さめどんぶり 4食P(3種入)

簡単に作れて、軽くて日持ちする食事がフリーズドライ食。お湯を注ぐだけで、パスタ、ピラフ、ドライカレー、混ぜご飯などのご飯もののほか、カレールーや味噌汁など豊富なメニューの食事を作ることができます。

スプーンが初めから用意されているものもあるので、このドライフーズとあとはお湯(もしくは水)さえ用意できれば簡単にご飯を食べることができます。

ご飯を炊く

やっぱり自分で炊いたご飯。フリーズドライやレトルトのご飯も簡単で良いのですが、炊いたご飯は満足度と満腹感が違います。

そして何よりも美味しく、しかも安い。人数が多い場合はお米を炊いてしまうのが一番ボリュームを稼げるでしょう。

料理をする

究極の食事はやっぱり自分で料理を作ることです。作って食べるのは本当に美味しいし、仲間でワイワイいいながら食事を作るのは楽しいものです。

簡単にウインナーを焼くのもいいですし、カレーをジャガイモの皮むきから作り初めても良いでしょう。調味料や食材やナイフなどの道具が必要になり荷物も重くなってしまいますが…。

ランタン(ヘッドランプ)

夜間にテント内で過ごす場合にはヘッドランプの明かりだけで十分です。
麓のキャンプ場を利用するときには、ランタンを用意することもあります。ランタンの優しい明かりで過ごす夜はなかなか素敵です。

PETZL(ペツル) TIKKA ティカ E93 AAC レッド


キャンドルランタン

UCO(ユーコ) アウトドア キャンプ キャンドルランタンキット レッド 24371

登山でランタンと言えばキャンドルランタンです。キャンドルのサイズにもよりますが、テント内で荷物を整理したり、手元に置いて本を読んだりするには十分な明かりを得ることができます。

ユーコのキャンドルランタンは移動時には小さく収納することができ、シンプルな構造で使い勝手も良い人気のあるキャンドルランタンです。

ガスランタン

PRIMUS(プリムス) IP-2245A-S ランタン【日本正規品】

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マット

テント内でシュラフの下に敷いて使用するマットです。地面のデコボコをカバーする役割のほかに、地面からの冷気を防ぐ役割があります。テント泊をする場合には必ず必要な登山用品の1つです。

マットの種類はインフレータブルマット(空気注入式)、ロールマット、フォールディングマットの3種類に分かれます。どのタイプのマットももちろん役割は同じですが収納方法や持ち運び方が異なります。

どのタイプのマットが良いかは使用条件にもよりますし、好みの別れるところです。私は基本的にロールマットの寝心地が好きで使用していますが、アルプスなどの岩場を縦走する時はザックにくくりつけられたマットが邪魔になるので、インフレータブルマットを持っていく様にしています。

マットもシュラフと同様にスモール、レギュラー、ラージと3サイズ用意されているモデルがあります。断熱性を重視するならレギュラーやラージサイズ、身長の低い方や、軽量化にこだわる人はスモールサイズの利用もおすすめです。この場合マットの足りない足の部分は、ザックを敷くなどして対応します。

インフレータブルマット(空気注入式)

THERMAREST(サーマレスト) マットレス ファスト&ライトシリーズ プロライト プラス R値3.4 ポピー レギュラー 30789 【日本正規品】

 

3種類あるマットの中で一番コンパクトになるのがインフレータブルマット。空気を入れて使用します。非常にコンパクトに収納できるのでザックにくくりつける必要もありません。ただし空気を注入する作業や、スタッフサックに収納するのにやや手間がかかります。

ロールマット

THERM A REST(サーマレスト) RidgeRest専用スタッフサック グレー レギュラー リッジレストソーライト用収納袋 キャンプ用小物


銀マットに代表されるロールマットです。丸めて収納するのですが非常にかさ張ります。持ち運びはザックの外にくくりつけるか、ザックの内周に沿わせて収納します。

使用したい時にサッと取り出せるこのがこのロールマットの魅力で、テント内以外でも食事時や休憩時のシートとしても使うことができます。耐久性にも優れているので直接地面に敷くことができます。

フォールディングマット

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト ソル シルバー/レモン R(51×183×厚さ2cm) R値2.6 30670 【日本正規品】


アコーディオン式に折りたたむことができるマットです。ロールマットとの違いは巻き癖がつかないこと、無駄な空間なく収納できることがあげられます。また長すぎて必要のない場合は折り目で切って、それを座布団や枕として使用できます。

シュラフ(寝袋)の選び方

マミー型とレクタングラー型の違い

寝袋はシュラフ、もしくはスリーピングバッグとも言います。このシュラフの形には大きくマミー型とレクタングラー型に分かれています。

マミー型のシュラフの形は肩から足に向けて細くなっており、人の体にフィットする形状をしています。

高級ダウン寝袋 マミー型 コンパクト収納シュラフ スリーピング登山 アウトドア 防災用 避難用 防水 [最低使用温度-15度]

レクタングラー型は封筒の形をしており布団の様な感覚で使用することができます。

真空圧縮加工シュラフコンパクト 【災害時 緊急 防災 ぼうさい 備え 常備 地震 震災 キャンプ 寝袋 寝具 封筒型 レクタングラー型 持ち運び もちはこび 4500】

普通登山ではマミー型のシュラフを使用します。マミー型のシュラフは余分なスペースをなくして軽量化していること、そして体にフィットしているので熱を逃しにくいという利点があるからです。

レクタングラー型のシュラフはオートキャンプなどで使用されています。車で荷物を運ぶオートキャンプでは、荷物が多少かさばっても問題がありませんが、登山のように運べる荷物が限られている状況ではレクタングラー型のシュラフは適しません。

シュラフの素材にはダウンと化繊がある

シュラフの中綿の素材にはダウンと化繊の2種類あります。
ダウンの特徴は軽い、保温力が高い、収納がコンパクトになる、この3つがあげられます。しかし水に弱いと言う面もあるので、使用中にはシュラフカバーを利用するなどして濡らさない様気を使う必要があります。

同様に日頃のメンテナンスも大切です。化繊のシュラフは耐久性もあり扱いやすいのが特徴ですが、ダウンのシュラフと比べると重くコンパクトにはなりにくいです。通常化繊のシュラフはダウンのシュラフと比べて価格がやすいです。

ダウンのシュラフ、化繊のシュラフ、おすすめなのはダウンのシュラフです。テント泊の登山では荷物の重量が増えてしまいますから、なるべく軽い登山用品を選ぶ事をおすすめします。

また登山用品の軽量はなかなかしづらいものですが、そのなかでもシュラフは軽量化をさせることが出来る登山用品の1つです。同じ保温力のものを化繊からダウンに変えただけでも、重量を半分以上軽くできる場合もあります。

またダウンはフィルパワー(FP)と呼ばれる数値でダウンの品質が表示されています。フィルパワーが高くなるにつれ保温力も上がり、そのためより軽いシュラフとなります。

登山の季節・条件にあわせてシュラフを選ぶ

シュラフには使用する季節や条件ごとに、異なる保温力のものが展開されています。例えばモンベルのスーパーストレッチダウンハガーシリーズなら、#0~#7まで用意されており、#0は厳冬期登山に、#7はキャンプ用(夏)に、と言う様に位置づけされています。

この場合で言うと、初心者の方には#4、#5あたりがおおよその季節で使用できるのでおすすめですが、購入する際にはアウトドアショップに出向き、店員さんに相談をしながら選んだ方が安心です。どんな山に登るつもりなのかという事を話せば、それに適した商品を選んでくれると思います。

シュラフのサイズも考える

イスカのシュラフを例にあげますが、イスカのエアシリーズは、ショートとレギュラーの2サイズ展開です。

背の低い方や女性はショートサイズ、背の高い方はロングサイズと言った具合に自分の体にフィットするサイズを選ぶことができます。シュラフが体にぴったりとフィットすれば暖かさを逃すこともなく、必要のない部分の重量をなくすことができます。

シュラフカバー

イスカ(ISUKA) ウェザーテック シュラフカバー スーパーライト ネイビーブルー 201621

保温性能を向上させるために使うのがシュラフカバーです。名前の通りシュラフに被せて使用します。厳冬期には必要になる登山用品ですが、それ以外の季節でもシュラフカバーがあると便利です。

夏用の薄いシュラフしかない場合でも、シュラフカバーを併用すれば春や秋にも使用出来る場合もありますし、春秋用のシュラフと併用すればさらに寒い時期の登山にも使うことができます。

シュラフカバーはシュラフを水から守る役割もあります。特にダウンのシュラフは水に弱いのでテント内の結露から守る必要があるのです。また夏の暑い日にはシュラフカバー1つだけで過ごすこともできるので、シュラフ代わりにしてザックを軽くすることができます。1つあると重宝するので、できれば用意しておきたい登山用品の1つです。

 

登山のテント泊の装備

登山用テントを選ぶ際、第一に注意したい点はテントの軽さです。

テント泊をしようと考えるとそれ以外の荷物の事もありますので、まずテントは軽いほうがベターです。

日本の登山メーカーは、日本人の体格や日本の気候にあわせた軽量テントを販売していますので、まずはそちらから選んでも良いかもしれません。

テントについて

レクタングラー型のシュラフはオートキャンプなどで使用されています。車で荷物を運ぶオートキャンプでは、荷物が多少かさばっても問題がありませんが、登山のように運べる荷物が限られている状況ではレクタングラー型のシュラフは適していません。

シュラフ(寝袋)の選び方

テント内でシュラフの下に敷いて使用するマットです。地面のデコボコをカバーする役割のほかに、地面からの冷気を防ぐ役割があります。テント泊をする場合には必ず必要な登山用品の1つです。

マット

夜間にテント内で過ごす場合にはヘッドランプの明かりだけで十分です。ランタンの活躍はほとんどないでしょう。

ランタン(ヘッドランプ)

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登山のテント泊の装備「テント」の選び方

テントについて

テントの選び方は「登山用テントの選び方」のページで詳し詳しく説明しようと思いますので、ここでは簡単に。登山用テントを選ぶ際、第一に注意したい点はテントの軽さです。

テント泊をしようと考えるとそれ以外の荷物の事もありますので、まずテントは軽いほうがベターです。日本の登山メーカーは、日本人の体格や日本の気候にあわせた軽量テントを販売していますので、まずはそちらから選んでも良いかもしれません。

軽い山岳テントを買おう

登山でテント泊をしようとすると、テント以外にも寝袋やマット、料理道具や食材なども持ち運ぶことが多くなります。そあれこれと必要なものが増えるとザックの総重量が増えていくので、テントは極力軽いものがおすすめです。

テントだけでなく全ての装備を軽くすることが大切ですが、テントは買い直しもなかなかできないので失敗の無い買い物をしたいところです。

体力やパワーのある方はあまり重さのことを気にしなくても良いかもしれません。しかし荷物が軽ければ体力も温存できますし、コースの選択肢を増やせたり長期縦走も計画しやすくなります。何より疲れが少なければ登山はより楽しくなるでしょう。

山岳テントの特徴やおすすめのテントを紹介したいと思います。

登山用のテントとは

アライテント ライズ  2人用

一般的に登山用のテントは雨風に非常に強く設計されています。山の上では天気が荒れることも多く、立っているのがやっとなほどの風雨にテントが一晩中さらされることもあります。

そんな状況でも壊れずに身を守ってくれるのが登山用のテント「山岳テント」と呼ばれているものです。そのため、シンプルな構造で強いフレームを持ち、形状は風を受け流す様にデザインされ、なおかつ持ち運びが苦にならないよう軽くコンパクトにもなります。

また夜や雨風の強い時でも簡単に設営できる様組み立て安い構造をしているのも特徴です。居住性は重視せず、軽さと強さにポイントを絞ったテントが山岳テントと言えます。

山岳テントの特徴まとめ

  • 軽くてコンパクトになる
  • 風に強い
  • 設営が簡単
  • 荷物を置くスペースがある。
  • ほとんどの地形で利用できる。
  • 完全防水ではない。

最後の「完全防水」ではないという項目の補足ですが、テントに使われている素材のことを指しています。人間は呼吸し一晩で大量の水分を出します。

仮にテントが完全防水だとすると、その水分は逃げる場所がなくなりテント内に留まり、寝袋を濡らし床に水たまりを作ってしまいます。なのでテントは完全防水ではなく「ダブルウォール」という構造を用いたり、また「シングルウォール」では防水透湿性の素材を使用しています。

キャンプ用のテントとは

スノーピークテント アメニティドーム

キャンプ用のテントは、快適に過ごせるよう居住性を重視した作りのものが多いです。テント内の一人分のスペースも広く割り当てられ天井も高く設計されています。

そのため風には山岳テントほど強くなく、そして重く嵩張るのでザックに入れての持ち運びに向きません。車(もしくは自転車、バイク)で持ち運ぶ、と言うのがキャンプテントの使い方になります。

ダブルウォールのテント

キャンプ用のほとんどのテントは「ダブルウォール」という構造をしています。ダブルウォールのテントは、アウター(レインフライ)とインナーの2重構造になっていて、外側のアウターは防水素材で雨を通さず、インナーには防水ではない素材を使用しています。

アウターとインナーの間には隙間がありそこから蒸気を逃しています。この様な構造で雨を完全にシャットアウトしつつもテント内に結露を発生しにくくしています。

またダブルウォールのテントは「全室」という空間を作れることがポイントです。全室は玄関の様なイメージで、そこに登山靴を置いたり簡単な調理をすることができます。

シングルウォールのテント

シングルウォールは1つの壁で雨風を防ぎテント内の蒸気を逃がします。そのためテントには防水透湿性の素材が使われています。

防水透湿性の素材で代表的なものはレインウェアにも使用されているゴアテックスです。ゴアテックスは例えば、3つのそれぞれ特徴の違うメンブレン(膜)を一つにあわせた素材になっていて、外部からの水の侵入を防ぎつつも内部の水蒸気を逃すという特殊な性格があります。

シングルウォールの良い点は軽いテントが多いこと、設営がやや早くできること、風が強い日にアウターがバサバサと音を立てないので静かなことなどがあげられます。

欠点はダブルウォールのテントに比べてやや価格が高いこと、また暖かい場所や雨の日に使用すると蒸気を逃しづらくなりテント内部が結露しやすくなります。防水透湿性の素材はテント内部の温度より外部の温度が低い方がより機能し、その温度差がテント内部の蒸気を外に押し出すという様な仕組みになっています。

自立式テント

「自立式テント」と言うのは、地面にペグを打ったりロープを張ったりしなくても、ポールのテンションだけで自然にテントの形になるテントのことをいいます。

一般的な「テント」というのはこの自立式で、「自立式でダブルウォール」のテントが登山でもキャンプでもほとんどのテントがこの構造になっています。安全のためにはもちろんペグを打ったり張り網みをしなければなりませんが、それらをしなくてもテントとして機能します。

非自立式テント

1kg以下の超軽量テントに多いのが「非自立式」のテントです。自立式のテントとの違いはポールを通しただけではテントの形にならないことです。

ペグや張り網、またはトレッキングポールを使うことで初めてテントとしての形になります。そのぶん自立式のテントに比べ設営に手間がかかります。

今まで登山をしていてこの「非自立式」のテントを使用している人をみた記憶がないので、ほとんどの人は選んでいないのだと思います。理由はやはり設営の手間でしょう

。テント場が常にフラットで広くてペグが地面に刺しやすい、もしくは手頃な石が転がっている環境であるなら非自立式のテントも良いかと思いますsu.

テント場の環境は様々でそんなに都合の良い場所が多いわけではありません。もちろん工夫をすれば非自立式のテントを張ることもできますが、初心者の方には扱いづらいので慣れてから利用するのが適していると思います。

おすすめの代表的な軽量テント

登山者に選ばれている代表的な山岳テント、テント場に行けば必ずと言っていいほど見かけるテントを紹介します。日本のメーカーのもので、自立式でダブルウォールのテントです。

アライテント(ARAI TENT) エアライズ2(AIR RAIZ2) オレンジ 2人用 34224405

  • 重さは、本体+フレーム+フライシート全部合わせて1550g
  • 床は210cm×130cm、高さは105cm
  • 二人用(最大3人)

エアライズの良さを一言でいうと、必要最小限の機能という点だと思います。

軽い・かさばらないテントは保管時にも良い

先に述べた「軽い・かさばらないテント」というのはささいな事ですが保管の点でもけっこう大事です。一年間一回テントをも使わなかった年があったとしても部屋に置いておいてじゃまくさくないので長年持っていられます。

かさばる割に出番の少ないアウトドア用品はとかく「使ってないんでしょ?」と処分の対象にされがちです。でもこのテントはとても小さいので使っていない期間があっても気にならないし、たぶん10年後でも古くないデザインとして使える定番だと思うのでとりあえず買っても大失敗は無いと思います。

シンプルなデザインのテント=修理がしやすい、軽い、強度も高い

「こっていないデザインのテント」というのは修理がしやすいという利点があります。その分縫い目も少ないということは軽さにつながっているし、強度も上がります。

本体・フライ・ポール2本というシンプルな内容かつシンプルな構造なので暗闇でも手探りで、雨が降る中でもサッと設営できる点も重要です。

エアライズの高さと広さ

形や大きさの点では、背は高すぎず床は広すぎない点も重要です。山の稜線上は風が強いことも多く、背が高いテントはあおられてただ揺れるだけでなく、ひどいとポールが折れたり縫い目から破れたりすることもあります。

急な登山道上でのビバークや、テント場が混雑時のために床は広すぎないほうがマルチに使えると思いました。

エアライズは設営も簡単。一人でも張れるテント。

張り方の点では、ふだんはロープを使って固定する必要がないこともラクで大事だと思います。山を歩いて来てテント場にやっと到着したころにはすぐにでも休みたいし、でもおちおちしてると雨が降ってきたりするのでとにかく早くテントだけは立てちゃって荷物入れないと!という葛藤になるので、手軽に終わるとうれしいです。

普段は本体にフライをかぶせるだけで、中に人が入っていれば飛ぶこともめったにないと思います。強風や雨、またはテントを置いたまま頂上をピストンするなどの時のみフライや本体を地面に固定します。

実際これまでの使用で固定したと言えば、雨の時フライの真ん中の裾に取りつけられているゴムを落ちている石にひっかけて張ったくらいで、ペグを打ったことがない。

細かい点では、フライを本体にバックルで留める点と、ポールを通しやすく、先端が行き止まりになっているので一人で立てられる点も重要です。

エアライズは日本中どこの山でも使えますし、海外登山時も役に立つと考えています。これだけ機能を満たした登山用テントでは、かなり値段も安いかなと思います。

仮眠をする場合でも面倒なく設営できる

あとは、登山口付近の駐車場なんかで数時間の仮眠を取る時なんかもエアライズを良く使います。暗い中テントを設営することが多いので、簡単で助かるし、設営が簡単なのでたった数時間のためにも立てようと思えます。

その他の使用

BBQの時の荷物置き場などにエアライズ2を使う。屋外だと、カバンとか上着を置く場所や、便利です。テントを張って良い場所と悪い場所があいまいなところでもコンパクトなので問題になりにくいのではと思います。

避難小屋泊の予備的テントとして

“予備的” にも持っていけるのも魅力です。エアライズ2は1.5キロと軽くて小さいので「避難小屋泊を予定しているけど万が一混雑して入れなかった時のためにもっていくなど。

アライテント(ARAI TENT) エアライズ1(AIR RAIZ1) 1人用 本体:クリーム フライ:オレンジ

コールマン(Coleman) テント ツーリングドーム LX 2〜3人用 グリーン 170T16450J

プロモンテ VL16テントセット 純正アンダーシート付き

ESPACE(エスパース) デュオアルティメイト

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応急処置や山の事故

病気や事故などで心停止になった人を救うには、救急車が到着するまでの間に、そばに居合わせた人が速やかに心肺蘇生(そせい)などの応急手当を行う必要があります。いざというときのために、消防署の講習会に参加して、応急手当の知識と技術を身につけておきましょう。

ねんざ・骨折・ひざ痛の対処法

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テント泊の装備のリスト

テント泊には多くの装備、持ち物が必要になってきます。リストにしてまとめましたので、チェックしていきましょう!

装備・持ち物名装備の説明
テント登山には山岳用の軽量テントを。
シュラフ(寝袋)予算に余裕があればダウンの寝袋を用意したい。
シュラフカバーシュラフの保温力アップや防水に。ダウンのシュラフを使用する場合あった方が良い。
マット空気を注入するコンパクトなもの、ロールタイプかあり好みが分かれるところ
サンダルテント場での移動時にあれば快適。
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